INTERVIEW 先輩社員インタビュー

開発部: S.T.さん; 2016年4月入社
大学院(理系)／自然科学研究科
材料生産システム専攻卒業

日本テクノカーボンを選んだきっかけは？

最初は就職活動支援サイトを利用し、地元宮城県にある素材メーカーを中心に探していましたが、当社のホームページの写真を見て、こんなにでかい黒鉛材料を一体どのように使うのか？最初はまったく想像できず、逆にその疑問に興味をそそられたのがきっかけでした。大学での研究の経験から「新しいものを発見すること」と「様々なアイディアで改良を加えていくこと」がとても面白く充実感を味わってきたのですが、今度はこの特殊炭素材料で、将来社会に役に立つような新製品を開発してやろう！！と考えるようになりました。自分は、一度目標にした事は絶対諦めない、頑固な性格です（笑）。

今、どんな仕事をしていますか？

今は、主に半導体装置などに使用される高純度黒鉛基材の表面に薄膜をコートした製品の製造・開発を行っています。CVD製法で製作するミクロン単位の薄膜コートによって、製品の耐酸化性、耐薬品性が向上し、さらに均熱性や表面が滑らかになることなど、数々の優れた特長を持つようになります。品質が安定するには、通常、設備運転で異常がないかどうか、気を配ることがすごく大切です。また、運転条件の見直しで薄膜の特性が想定通りにできた時の楽しさは本当に格別ですね。この地味な楽しさは、なかなか伝わらないと思いますが・・・
会社の雰囲気は、社員同士の会話が多く、よくコミュニケーションが取れていいと思います。